倉真で田舎体験

茶畑や水田に加え、天然温泉も湧出する自然豊かな倉真地区。
せっかく倉真に来たのなら、ぜひ田舎暮らしを体験してみませんか。
自然の中でしか得られない、小さな喜びに出会えるかもしれません。

倉真でスローライフ!

野菜を収穫してみよう!

「野菜の本当のおいしさを知ってほしい」

倉真地区では、多くの人が家庭菜園を持っています。
自分たちが食べる分だけの小さな農園ですが、丹精込めて栽培した、みずみずしい野菜が並びます。
そんな素朴な農園の野菜を少しだけ、収穫してみませんか。
クワなどの農具は貸し出しOK。直接土に触れながら収穫する野菜は、スーパーで売られているものと違い、生命力にあふれています。
出来る限り農薬を使わず栽培するため、姿かたちはちょっと不恰好ですが、栄養はたっぷり!素材本来のおいしさが堪能できます。
農薬が入った出荷用野菜に慣れている人に、ぜひ味わってほしい野菜たちです。

※収穫体験込みのプランで予約された方に、ご案内しております(ほかのプランの方も、ご希望の場合は承ります。その場合、別途収穫料がかかりますので、ご了承ください)。
※野菜は旬がありますので、季節ごと採れるものは異なります

森に会いに行こう!

「豊かな森の恵みをじてもらいたい」

プロフィール
茶業や林業をなりわいとする大沢集落で生まれ育った松浦さん。
故郷が廃村になり、次第に荒廃していく森を嘆き、〝甦れ、ニッポンのふるさと〟をテーマに、地元の素材を使い、伝統工法を用いて「森の駅・時の寿の森」、「森の集会所」を設立しました。
森の再生活動の拠点とし、植林の影響で日光や雨の届かない森を救い、水の流れを取り戻し、動物や人の住みやすい環境づくりに力を注いでいます。

森の集会所

森の集会所は、「豊かさを取り戻しつつある森の恵みを感じてもらいたい」という思いで、NPO法人 時ノ寿の森クラブによって設立されました。
館内は、森のカフェ「らんだ庵」のほか、全国紙の記者だった辰濃和男氏が寄贈した書籍約千冊をそろえた図書室「辰濃文庫」などがあります。
屋外には、木工や陶芸が体験できる「森の工房」やヤギに会える「森のまきば」などがあり、森の魅力がたっぷりのスポットです。
木々に囲まれた静寂の中で、癒しのひとときをどうぞ。

NPO法人 時の寿の森クラブ

40年前に廃村となった掛川市倉真大沢地区にある時ノ寿(ときのす)の森は、一帯の再生に取り組んでいるクラブです。
森の価値を知り、豊かさを楽しみ、共生していく暮らし方を広め、未来の子どもたちに豊かな環境を残していくことを目指しています。
また、時ノ寿の森の看板は、活動に強く共鳴された書家の金子大蔵先生、刻字作家の安藤尤京先生のご協力を得て、完成したものです。勇壮で美しい墨痕が、倉真の森の姿に重なります。

手作りのハチミツを食べてみよう!

「天然のハチミツは、花の味がするんです」

二ホンミツバチは、遠くまで甘い蜜を持つ花を探しに行き、日に何十回と巣と花を往復しては、せっせと蜜を集める働き者。
その時々で選ぶ花が違うので、さまざまな花の味が楽しめます。
倉真のハチミツ作り名人・とよちゃが作るハチミツは、ミツバチが一生懸命集めた蜜だけで作った、天然のハチミツ。ハチの手間がかかっているほど、栄養価が高くおいしいハチミツができるのです。
ミツバチたちが厳選した、芳醇な蜜の味を味わってみませんか。

ミツバチの巣を見てみよう!

とよちゃが飼育するハチの巣箱は、翆月から歩いて分ほど、山の斜面を上った場所にあります。
ハチの数は、およそ1万~1万5千匹。
彼らの巣箱を観察していると、入口でぶんぶんと辺りを警戒する門番役や、花から蜜を採ってくる運び役など、きっちりと役割分担があることがわかります。時季が合えば、女王蜂の飛ぶ姿が見れるかも!
収穫時期は7月。興味深いミツバチたちを見学したい方は、気軽にお声掛けください。

倉真めぐり

倉真ウォーキング

3.2㎞、徒歩約1時間です。林道や野良道をのんびり歩きながら、豊かな自然をたっぷり楽しめます。
倉真まちづくり委員会・倉真温泉旅館組合主催の倉真ウォーキングでは、地場産品の販売や、自慢の味を出品する「ぬか漬け選手権」など、さまざまなイベントを開催しています。
ウォーキングの後は、温泉でゆっくりと。
詳細は、倉真まちづくり委員会・染葉まで(TEL/090-7915-9975)まで。

松葉の滝

倉真川の源流をなす、東海一といわれる大飛瀑です。飛び散る飛沫が霧状になってあたりに舞い、夏でもひんやりとしています。道路から滝までおよそ400メートルほど続く林道は、木々のざわめきや小鳥のさえずりが響く、癒しの空間。ちょっとしたお散歩にもぴったりです。

百観音

日清戦争の際、出征兵士たちの無事を祈願して観音像を刻んだのが始まり。今では100体以上の石仏が、山の中腹から山頂にかけて点在しています。春は、シャガの花が一面に咲き、百観音を彩ります。

粟ヶ岳

標高532mの粟ヶ岳。 山頂の展望台からは、牧ノ原台地や大井川、遠くは南アルプス、太平洋までを見渡す、壮大な景色が広がります。
新緑の時季は、鮮やかに色づいた茶畑の光景が圧巻です。
天気のいい冬の日は、草が刈られた世界農業遺産・茶草場の向こうに、世界文化遺産・富士山が望める贅沢なパノラマが堪能できます。
ふもとから約1時間の自然散策路は、ハイキングに最適。桜の名所でもあり、春は花見客でにぎわいます。

世界農業遺産・茶草場農法

茶草場農法とは、茶園の畝間に、にススキやササなどを刈敷きする伝統農法のこと。これにより、茶の味や香りが良くなるといわれています。
適度に人の手が入った草地は「半自然草地」とよばれ、多くの生物種が生息するといわれています。定期的に草を刈り取ることによって、大きな植物が茂らず地面まで日光が当たるため、生存競争に弱い、さまざまな植物が生息できるのです。
「カケガワフキバッタ」が掛川市粟ヶ岳だけに生息するのも、この茶草場農法によって良好な生息環境が保たれているからです。
静岡県では、秋から冬にかけて、茶園の周辺にある「茶草場」の草を刈って敷いています。夏にはただの草むらにしか見えない茶草場が、秋になるときれいに草が刈られ、束ねられた草が干してある風景を見ることができます。

阿波々神社

創建は天平8年(736年)。粟が岳の山頂にある神社です。広く崇敬され、掛川の里々をはじめ、駿河(静岡県中部)や遠江(静岡県西部)、はるか今日の都にも知られていました。主祭神は阿波比売命(あわひめのみこと)、天津羽羽神(あまつははがみ)。生産の神として、子授・安産成就に神徳があります。本殿左奥に建つ境内社は、白羽神社、八重垣神社、八王子神社。素戔鳴命(すさのをのみこと)と櫛稲田姫(くしいなだひめ)の二神を祀った八重垣神社は、縁結びの神様といわれています。
境内には、スギをはじめ、さまざまな樹木が混在。貴重な森として、掛川市の天然記念物に指定されています。

遠州七不思議 無間の鐘

地獄穴

古代、社殿前の巨岩は、磐座(いわくら)と呼ばれ、〝神宿る岩〟として祀られていました。
その岩の割れ目が、地獄まで続いているといわれる〝地獄穴〟。
欲望のままに無間の鐘を突いた者たちが、この穴から地獄に落ちたといわれ、「いまだその奥を知る人ぞなし」伝えられています。
また、岩に登ったり、中に石を投げ入れたりすると、祟りが起きるとも。
観光の際は、くれぐれもご注意を…。

東山いっぷく処

粟ヶ岳山頂にある茶屋です。
おすすめは、地元製造の東山茶が飲めるくつろぎセット(お茶菓子、二煎茶付き/250円)。ほかにも、東山茶の茶葉(100g/500~1,080円)をはじめ、茶飴(330円)や緑茶ようかん(230円)など、お茶処ならではのお土産もあります。外のテラス席からは、眼下に東山の茶畑を一望。ハイキング後のいっぷくにぴったりです♪

長源寺

創建は、元亀3年(1572年)。聖観世音菩薩がご本尊の曹洞宗のお寺です。ここにも、不思議な言い伝えがあります。
「昔、原因不明の皮膚病に侵された村人の夢に観音様が現れ、「あそこに湧いている清水で体を洗いなさい」と云われた。そこで、村人が云われた通りに清水で身体を洗うと、皮膚病がすっかり治ったという」
敷地内には、地元民の手によって、倉真の天然温泉を引いた足湯が作られました。

セルフ足湯を体験!

境内にある足湯「仏足庵(ぶっそくあん)」は、倉真温泉の源泉を引いています。源泉は冷鉱泉のため、お茶工場から譲り受けた薪ボイラーで湯を沸かしています。
温かくなるのに時間がかかるため、いつも沸いているわけではありません。近所の檀家さんたちと、「今日、やっか!」といって、一緒に火を入れるのです。
面倒ですが、火入れの作業を手伝ってから足湯に入る「体験型セルフ足湯」が、仏足庵のコンセプト(もちろん、手伝わなくとも入れますが、いくばくかの「お志」をお願いしています)。
お手伝い後の足湯は達成感も手伝って、気持ちよさもひとしお。新しい形の足湯へ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。